こんにちは!Fukuoka Robotics Challenge の二見です。
このページでは大会の観戦をご検討中の方・また当日観戦にお越し頂いた皆様に向けて、観戦に役立つ情報・大会の見どころ等をご紹介しています!ぜひ楽しいご観戦にお役立てください!

大会ポスター

ポスターのダウンロードは下ボタンから

ここからは、WRO Japan 2024 公認 福岡予選会の見どころを3つに分けてご紹介します!

【見どころ1】自律型ロボット

みなさんは「ロボット」と聞いてどのようなものをご想像されますか?
中で人が操縦していたり...リモコンなどでの遠隔操作していたり...
誰かがどこかで「操縦」している様子を思い浮かべる方も多いかと思います。

しかし、WRO(ROBO Mission 部門)に出場するロボットはこのようなロボットとは全く別物です。使用されるロボットはすべて「自律型ロボット」という種類です。自律型ロボットとは事前に入力されたプログラム通りに動くロボットのことで、操縦等は行われません。ロボットは、センサーから読み取った情報とプログラムを頼りに動作をします。
よって本番、選手はスタートボタンをひと押しするだけ!その後はただただ念じるだけしかできません!
何ヶ月もかけて準備してきたロボットとプログラムにすべてを託します!!ロボット走行中の選手が浮かべるなんとも言えない表情も見どころです。
中にはロボットが想定外の動きをしてしまうことも...
私も大会出場経験者なのですが、辛い思い出もあります(泣)
しかし、頑張って準備を重ねてきたことには変わりないので、どんな結果でも選手たちには暖かい拍手をお願いします!
このように、「自律型ロボット」という点を意識して観戦をしてみるとロボットの動きの見え方も違ってくるかもしれませんね!

【見どころ2】多種のミッション

今年度のシーズンテーマは「EARTH ALLIES」。ロボットはこのテーマに沿ったミッションをゲームマット上でこなしていきます。ゲームマット上のブロックを運ぶ・積み上げる・回すなど。
また、ゲームマット上に配置されるオブジェクトの位置・色などは競技直前に抽選によって決められるため、直前まで分かりません。
このようにロボットは、オブジェクトがどんな配置であっても多種のミッションに対して正確な動作が求められるため、複数のセンサー・アームなどの機構を搭載しています。
ゲームミッションを理解してから観戦をされると、ロボットの機体を見るだけでも楽しめるようになると思います。ゲームルールを要約したものを観客の皆様用に作成・公開しておりますので、ぜひご確認ください!

詳細なルールは国際大会ルール(英語版)に従います。ご興味のある方は原文ルールもどうぞご覧ください。

WRO(ROBO Mission 部門)は初心者の方でもロボコンに挑戦しやすいよう、出場する全てのロボットは特定の市販のロボットキットを用いて作られたものと定められています。すでに会場にお越しの方で選手のロボットをご覧の方はお気付きだと思いますが、ロボットは「LEGO」で作られています。
LEGOの限られたパーツで複雑な機構を実現する選手たちのアイデアにもご注目ください!

【見どころ3】ポスターセッションも必見!

△ 昨年度のポスターセッションの様子

本大会では、ロボット競技の後に交流会・ポスターセッションの時間も設けております。
ロボットの何気ない動きや一見なんの変哲のない機構に、選手の素晴らしいアイデアや工夫が詰まっていることが多々あります。ロボットに秘められたアイデアをぜひ選手たちから直接聞いてみてください!
ロボット競技で高得点をとったチームはもちろん、残念ながら1位に及ばなかったチームも、プログラム・ロボット機体に工夫が詰まっていること間違いありません!

結果をリアルタイムで閲覧できます!

審判が送信したロボットの成績をお手元の端末にてリアルタイムで確認できます。
ランキングや各ミッションの点数詳細も確認できるため、初心者の方でも理解しやすくなっています。
以下のボタンからアクセスしてご利用ください。(競技成績の公開は予告なく停止する場合がございます。)

【同時開催】ロボット講習会の情報はこちら

今年度よりROBO Mission ミドル競技の予選会が秋冬期に移行したことから、夏期にはミドル競技参加予定者を対象にロボット講習会を実施いたします。国際大会経験者による実践的な講習が受講できる他、エキスパート競技の大会を見学することにより、大会の雰囲気も味わうことができます。どうぞ奮ってご参加ください。
詳細情報ページへは画像をクリックしてください。